英語の勉強法は一つ

やはり、英語のことがすぐ頭に浮かびました。ずばり、「英語はどう勉強すればいいのか」。

 

世の中には様々な意見がありますね。単語を覚えろ、多読しろ、文法問題を解きまくれ…。

 

私は一つしかないと思っています。

一言で言えば、「精読」です。

英文一文一文に対して、文構造を把握するという練習をひたすら繰り返します。

当然、主語や動詞などの記号を振るわけですが、そうしてできた設計図をもとに和訳することも大切です。

 

これは和訳をすることで、単語力強化に繋がります。

また、準動詞の意味上の目的語なども把握することで、文法力も鍛えられます。

ルールの細かい用法の使い分けも身に付けることができますね。

 

大学受験に向けた勉強を本格的に始めようという方に、オススメの問題集を紹介します。

「入門英文解釈の技術70」

というものです。

まずは1日3題を目安に取り組んでみてください。

 

英文一文一文を正確に読み取れて和訳ができたとしても、それが何の役に立つのか。世の中の英語の問題というのはほとんどが長文で構成されているではないか。私立大学やセンター試験はマーク式ではないか。こうした意見をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

その通りだと思います。

しかしそうではない、というのが私の意見です。

我々は日本人として産まれてしまった以上、日本語と英語の間における語順の苦しみからは抜けられないのです。 

頭から長文を読んでいってその通りに理解できればそれがベストです。

現に私はシンガポールのインターナショナルスクールと日本人学校の両方に通った経験から、ネイティブの気持ちも日本人の気持ちも理解していると自負しております。

日本人が入試の超長文を読むことを考えたとき、ネイティブスキルを身につけるよりも、文構造を瞬間的に把握し訳し出す方が圧倒的に速く正確であると思います。

 

上記にて紹介した問題集を購入いただいて実際に解いてみるとわかりますが、ここではいくつか文構造についての記号の振り方について次回の記事にてレクチャーします。